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フローマインド25  リーダー力の生き方

2022.04.28

リーダー力の生き方  (辻秀一メソッドより)


 

■             ライフスキルとは「体感学」            

ライフスキルを磨くということは、自分をフローにするための「社会力」
そしてまわりをフローにするための「コーチ力」という生き方を、
どれだけ意識しているか、考えているかということが、今までと違った自分にしていくことだと考えています。

 

ライフスキルが磨かれてくると、脳の中にエネルギーが生まれて、自分自身であったり、まわりの人にフローという心の状態がやってくるようなことになります。

「フローにならなきゃ」ということではなく、
ライフスキルを磨いていくことによって、フローがやってくる。
もしくはノンフローからフローに早く切り替わってくる。


そんな感覚でとらえていただきたいと思います。

「ノンフローはダメだから」と意味づけして、「フローにならなきゃ」と結果エントリーしていては、何かに揺らぎ、何かにとらわれ、結局フローじゃない生き方になります。

まずはライフスキル、思考することで心にフローの風が吹く、ノンフローからフローの方向に切り替えていくための思考を、とにかく意識していくことが重要です。

 

意識していけば、何かの体感が生まれます。
このフロー理論、ライフスキルのトレーニングは、とにかく「体感学」です


理論、知識だけではダメで、皆さん自身が意識することによって、皆さん自身が感じた体感が財産になっていきます。そのためには意識していくこと。それが皆さんの体感を育んでいきます。

このライフスキルのご褒美は、いわゆる成功哲学のような何かの結果を皆さんにもたらしてくれる、もしくは何かの問題解決を明らかにさせてくれる。

そんなものではなく、あくまで自分作り、心作り、脳作りと思っていただきたいと思います。

 

多くの結果を求めすぎると、自分作りよりも外側の出来事に脳を使い、それにとらわれて、

結局は自分のパフォーマンス、自分の機能をしっかりとアウトプットしていくことができなくなります。自分でライフスキルを磨いて自分の心にフローを吹かせる、自分の心の状態にフローな風を送り込む、フローに切り替えていく。

そういうフローに対する価値、ライフスキルの脳のこの機能に対する価値をしっかりと持っていかないと、まわりをフローにしていくコーチ力などの生き方を身につけていくことは、ますます難しくなります。

 

どうか新しい脳の使い方を、単純にシンプルに認知の脳とは違った心の作り方、ただ思考していくことによって脳にエネルギーを生じ、波動を生じ、脳波を生じ、心の感じ方を変えていく、そんな脳の使い方をただただシンプルに意識して、そこから生まれた体感を自分の財産としていっていただきたいと思います。

 

■             リーダーの条件①アウトプット       

今回はリーダー力。リーダー力って何でしょうか。

リーダーってどんな感じですか。1人でリーダーというふうには、到底ならないわけで、私がここで皆さんに申し上げるリーダーは、

一番フローで自分の責任を果たしている

すなわち、自己責任を果たして自分のパフォーマンスをきっちりとまずアウトプットしている人

1個目の条件はそれになります。

自分のパフォーマンスをしっかりとアウトプットするという自己責任


これを果たせることが、まずもってリーダーの重要な条件なのではないでしょうか。
自分のパフォーマンスをきっちりアウトプットするとは、どういうことでしょう。


 

パフォーマンスとは、
「何をするか」という部分と、それを「どんな心でやるのか」

これが2つそろってパフォーマンスをしっかりとレベル高く遂行していく、アウトプットしていけることになるというお話をずっとしてきました。すなわち、パフォーマンスをアウトプットするためには、外界をしっかり判断し、認知し、認知が何をしなきゃいけないのかを明確に考える力。
実はこれがやはり大事です。


界3要素といえば環境、出来事、そして他人

まわりについても考え、何をしなきゃいけないのかを明確にしていく考える力。これがリーダーにはまずもって必須です。

 

しかし、この認知を働かせて何をしなきゃいけないのかを考えようと思えば思うほど、外界に持っていかれます。

そこを気合いや根性やポジティブシンキングで乗り切るのも、今までの従来のリーダーだったかもしれませんが、我々のこのフロー理論の中ではそうではなくて、外界に認知の脳がしっかりと接着した中、自分の心の状態だけは外界とは関係なく、自分のライフスキルを総動員しながら心の状態のフロー化を自らの脳の機能によって作り出していく。

そんなバランスのいい認知の脳とライフスキルの脳が働いているバイブレインな状態。
バイブレインによって、パフォーマンスをしっかりとアウトプットするという自己責任を果たしている。そんな人がまずリーダーとして多くの人がついてくるのではないでしょうか。


 

■             認知とライフスキルを合わせ持つ   

パフォーマンスをアウトプットしていない人に、人はついてくるでしょうか。
まず自分のパフォーマンスをしっかりとアウトプットしていける。そんな自分作りが、やはりリーダーの大事な条件になります。


一般的にどの企業も、年齢的に上に立てば「リーダーだ」となっていますが、必ずしもその人が、私のこのリーダー力に則ったリーダーと言えるかというと、そうでもない人が少なからずいるように思います。まず、しっかりと認知するという責任を果たしていない。

もしくは、心の状態を考えることがない。ただ気合いと根性で頑張っている。実はたくさんストレスを抱えている。リーダーとしていかがなものなのかというふうに思います。

 

自分のパフォーマンスを出すにも部下・まわりに影響されて、その分、より機嫌が悪くなります。
自分一人でやっている時よりも、リーダーになったがために多くの責任を背負い込むことになり、それに持っていかれて機嫌が悪く、結局自分のパフォーマンスをアウトプットするよりもノンフローになり、文句を言い、言い訳をするということになってしまえば、
リーダーとしてまず自己責任を果たしているということには到底なりません。


 

これからのリーダーの在り方は当然認知して何をするべきかを考える力とともに、

ライフスキルを育成していくことによって作られたリーダーこそが、
真のリーダー力を持ったリーダー、エグゼクティブになっていくと私は思っています。


 

■             リーダーの条件②指示力   

2番目のリーダーの資質。
リーダーは1人ではできませんので、今度はまわりをフローにしていく


そんなことができることが2番目のリーダーの資質だと思います。

まわりをフローに導き、まわりのパフォーマンスをアウトプットさせていく。
まわりのパフォーマンスというのは何で構成されているかというと、「何をしなきゃいけないのか」と、それを「どんな心でやるのか」ということになるわけです。すると、まわりの人のパフォーマンスをアウトプットさせていくリーダーは、何をすべきなのかを明確に指示するという指示力が、そこに存在します。


 

何をするべきなのかを明確に具体的に指導する、指示する、伝える、コーチングする、教える。そんなことができること。

やはり何をするべきなのかというこの指示は、認知の脳にかかっています

自分1人が何をするべきなのかをわかってできる段階から、まわりのパフォーマンスを誘導し、アウトプットさせていくためには、今度はその人に合ったように指示していくという認知の力がリーダーには必要です。そして、当然その人も人です。

何をするのか、そしてどんな心でやるのかという、この人間の普遍の法則が存在します。フローに傾くと人間の機能は上がり、パフォーマンスの質が上がる。当然ながら、まわりの人をフローにしていくという力が必要です。

それがまさに支援の力。指示と支援。このバランスがいいこと。

 

■             次世代型リーダーの在り方                

支援のことを、我々はコーチ力と呼んでいます。

何々してあげる生き方を、自分の脳の中に育み、実際に行動としてあげることができればマッチベター。リーダーとしての条件を兼ね備えていくことになります。

とにもかくにもリーダーである人というのは、認知の脳とライフスキルの脳を自分に対しても、まわりに対しても育んでいる。そんな人がやはり真のリーダーだと私は思います。

 

リーダーに関する本、リーダーシップに関する本、書物、たくさん出ていますし、どの本もそれなりにリーダーに関するすばらしいことが書かれていると思いますが、私の考えはあくまでパフォーマンスに着目し、パフォーマンスの構成要素に着目し、脳に着目して、リーダーということについて考えています。

 

認知の脳が働き、何をするべきかを考え、自分の心をフローにするためにライフスキルを育み、まわりのパフォーマンスを導くために指示の力を認知の脳でしっかりと対応し、
そしてまわりの心をフロー化するために支援すべく、コーチ力というライフスキルを磨いている人。

そんな人がやはりリーダーとしてついていきたくなり、多く人たちのパフォーマンスを上げるチームをさらに作っていくことができるのではないだろうかと思います。

 

皆さんはどのように考えますか。ライフスキルやフローの理論を学んでいくことによって、今までは見えてこなかった部分の重要性に気づければ、私が申し上げるライフスキルを持った次世代型のリーダーが見えてくるんじゃないかなと思います。

ライフスキルを磨いていくことによって、新しいタイプのリーダーが日本には必要になるんじゃないかなと私は信じています。

 

■             リーダーの条件③育成力   

リーダーの3つ目の条件。自分自身はリーダーとして認知とライフスキルをしっかりと自分にフォーカスしながら磨いている人ですが、やはりさらにリーダーは育てるということができること。これが私のリーダーの3つ目の条件になります。

特に認知の脳をどのように育てるのかというのは私の専門外ですので、

まわりの人に自分自身で自分の心をマネジメントすることの大切さ、
の心をフローに整えることの重要性、
そしてフローという心の状態の価値みたいなものを気づかせ、
ライフスキルを一緒にその人たちと磨いて、
結果的にまわりの人たちにライフスキルを育んでいけるようにしている。


そんな人がリーダーだと思います。

 

まわりの人たちにライフスキルを育んでいくには、どうしたらいいでしょうか。ライフスキルは知識が必要です。その知識を意識して実践していくことが大切です。そして、その体感を感じて、その体感をシェアしていくことが必要です。

となると、もちろん自分自身の育成もそうですが、まわりを育成していこうと思うと、このライフスキルということに関する知識をどれだけうまくわかりやすく、私のようにそれを仕事、生業にする必要はありませんが、この心の存在、ご自身で体感してきているさまざまなライフスキルについて、心について、フローについて、知識として語っていく。

日々の日常生活、家庭の中であったり、仕事の現場であったり、チームの仲間の活動の中でリーダーという人はライフスキルについて、やはり知識としてまわりの人に伝えていく、話していく。

そんなことがとても大事だと思います。

 

「『揺らがず・とらわれず』でいるほうが、揺らいでとらわれているよりどう?」

「心には法則があってね。心の状態というのがあってね。心の状態を大きく分けると、「フローっぽい』または『ノンフローっぽい』しかなくてね。

人間というのはフローっぽい方向にいくと機能が上がるんだよ」

「好きなことを考えてみようぜ。気分よくならないかい」

「『イヤだなあ』って考えているより、好きなことを考えたほうが、ちょっと気分がよくなるよな」という声かけ、知識の提供ですね。

 

■             ライフスキルを仲間で共有する       

実は、知識を提供していくその行為そのものが、皆さん自身、リーダーの方の知識が深まります。人に提供していく知識は、自分の知識を強化していきます。そして、今度は共有されてきた知識、ライフスキルというものに関する知識。

「こう考えると人間には脳の中でエネルギーが生じて気分が変わるんだ。どう考えればいいのか」という知識を提供して、そして折に触れて日常の中で、お互いにそれを考えるきっかけを与える。

 

ライフスキルというのは、残念ながら外界と紐づいていない脳の使い方なので、自ら発動していかない限り、思考しません。

しかし、いいリーダー、いい仲間がいると、お互いにその思考を発動させる。
いい意味での刺激、切磋琢磨が起こります。


認知の脳はいつも外界と接して、外界が刺激になってどうするべきなのかを考えるという脳なので、常に外側の刺激に対して脳が働くようにできています。
ですから、認知の脳は常に外側がある限り働いていくわけですが、ライフスキルというのは心のための脳なので、きっかけは外にないんですよね。


 

しかしです。
そのチーム、その組織、その家族、その会社、その部、部署、グループ、みんながライフスキルの知識を得て、それを思考する。すなわち実践していくことの重要性をわかっていれば、ライフスキルに関して思考するということを刺激し合うことができます。「『今に生きる』と考えようぜ」と声をかけ合うわけです。


どうせならいい言葉を使って、「お前のフローワードは何なんだ。今言ってみて」と声をかけてみましょう。ライフスキルを意識する、実践する、発動していくきっかけを、まわりの人に与えること。

「『一生懸命を楽しもうぜ』って考えようぜ、みんな」と声をかけていくこと。「あ、意味つけたね。意味ついてないでしょ。『もともと忙しいっていう意味なんかついてないじゃん』って気づこうぜ」「今気づいたよ、俺は。君も気づこうぜ」って声をかけていけるといいですね。

 

■             体感というご褒美を気づかせる       

意識させて実践させて、脳の中にエネルギーが生じると体感が起こります。しかし、多くの人は認知の脳でご褒美を外に探しているので、心の内側に起こった感情の変化、フローな感情が増えてノンフローな感情が少し減る。もしくは、ちょっと外側にとらわれている感が減る。
もしくは、ちょっと自由な感じがする。


ハワイに行った。ボーナスもらった。自分の応援しているチームが優勝した。みたいな気分まではいきませんが、ちょっと変わっていく体感が起こります。
慣れていないとその心に生じたすばらしい体感、ご褒美に気づきにくいので、またそこで声をかけていくわけです。


 

「ライフスキル、今を意識するとどんな感じ?」

「今に生きると考えないより、考えているとどんな気分?」

「意味づけに気づかないより、意味づけに気づいているとどうだい?」と声をかけていくんです。

「今の感情、どう?」「感情に気づこうぜ」

「お前のフローの価値、何?」

「ノンフローでいるより、フローのほうが実際にどう?」

「そう考えると、気分どうなる?」というような会話です。

実践させたあとに生じる心の変化を、また聞き出す。

また、そこに注力させる。そんなきっかけを与えていけると、ライフスキルがまわりの人にも育っていきやすくなります。そ
んな環境づくりができていることが、リーダーには極めて重要なのではないでしょうか。


その体感をさらに話させる。こちら側が声をかけるだけではなくて、さらに誘導して体感をもっとしゃべってみて、

「今に生きると考えるとどんな感じがするか」誘導して、
さらに会話の中でその人に話をさせていく。


 

■             ライフスキルを育むリーダー力       

リーダーの条件その3は、育む、育成する
ライフスキルを育んでいく環境を作るとでもいいましょうか。


Great  Place to Work=すばらしい働く環境。
それはすなわちライフスキルが育まれていく環境をリーダーが認知だけではなく、用意しているということが重要なんじゃないかと思います。


もちろん、自分自身がフローの価値がなければ、そんなことは、まわりを育んでいくところまでいきません。ステップ・バイ・ステップです。

まず自分自身のライフスキルを磨くこと。
まわりをフローにしていくためにコーチ力を磨いていくこと。
そして、まわりにさらにライフスキルを育んでいくアプローチ。それがステップ・バイ・ステップ。皆さんのリーダー力を鍛えていくことになります。


気づくと、今までと違ったリーダーになって、多くの人がついてくる。そんなあなたになるはずです。

 

■             リーダーの条件④一段上の思考力   

もう一つ、私がこだわっているリーダー力は、目線を一つ高くして考えるということです。
どういうことかというと、例えば新入社員、平社員だったらもう一つ目線を高くおいて、課長だったら「この組織をどのようにフローな方
向にパフォーマンスの高い組織にできるだろうか」とちょっと考えるということです。

実際に何ができるかは別ですが、視点をもう一段階上げて、自分が含まれる組織の全体構造を考えて、そこについて考えること、思いを馳せること。
そんな抽象的なことなのですが、リーダーにはとても重要な気がします。


例えば、スポーツで言えばオフェンスのリーダーだったら、もう1個リーダー力を育てるには、チーム全体を見回して、「ディフェンスのほうはどうなんだろう」と考えるようにしていくこと。

これがリーダー力を育てます。課長だったらもう1個上、部長になってみたら、
「ほかの課も含めてどういうふうにしたらこの部全体がもっとよくなるだろうか」と考えることです。


 

私がいろいろな企業でトレーニングをすると、課長さんに「お宅の課はどうですか」というと、「うちの課は、じゃあこうですが、部全体なんて見たことはないし、ほかの課なんていうのまでは全然興味もないです」みたいな他人行儀な会話が起きます。

常に自分がそのポジションになくても、アシスタントコーチなら「ヘッドコーチとして考えてみたらどうなんだろうか」とか、

キャプテンだったら「コーチの視点でチーム全体を見てみるとどうなんだろうか」とか、
後輩だったら「先輩の立場でチーム全体を見回してみるとどうなんだろうか」と目線といいますか、視線といいますか、脳線といいますかを一段階上げて考えていくと、リーダーという生き方につながっていくような気がしています。


 

4つ目の私のリーダー力の条件は非常に抽象的ですが、私自身はとても大事にしています。「リーダーになって初めて考える人は、リーダーにはなりにくい」というふうな持論を私は持っているからです。ぜひ今まで慣れていない思考パターンかもしれませんが、考えてみてほしいなと思います。

 

■             フローの価値を自問自答する            

これが、私が述べるリーダー力、リーダーの4つの条件です。あくまでも心という視点において考えた、フローという視点において考えたリーダー力、リーダーシップのあり方、「リーダーとは何ぞや」という私の考え、辻メソッドにおけるリーダーの考えをお話ししました。

すべての集大成が、最終的にはやはり世の中、社会、国、企業、家庭の中でリーダーとして生きること。それは決して別に偉くなることではなく、人間としてのリーダーとして生きること。そんな人が増えてくれることを私は心から望みます。

今まで考えたことがなかった視点かもしれませんが、ぜひ考えていただいて、ご自身の器を広げるというか、脳の習慣を幅広げるというか、新しくするというか、新しいものをさらにつけていくというか、そんな感覚で取り組んでもらいたいなと思います。

 

今育成するというところで詳しく述べましたけれども、もう一度振り返ってください。

ライフスキルを磨いていくには、何はさておき、エネルギーが必要です。
ご自身の磨いていくエネルギーですね。


ライフスキルはなくても死なないです。フローじゃなくても死ぬことは、今の世の中ないです。スポーツでいうと、負けることはありますが……。

 

日常の生活の中でこのライフスキルを育み、フローになっていくあなた自身のエネルギーの源泉、動機づけ、内なる動機づけといいましょうか、内発的動機。それがとても重要です。

それは一体何なんでしょうか。フローの価値。自分自身の在り方。皆さんのエネルギーの源泉。自問自答してください。

 

フローになる方法は、実はいろいろあるかもしれません。お酒を飲んでもフローになれるかもしれない。好きなバスケットボールを見てフローになるかもしれない。映画を見てフローにもなれる。音楽を聞いてフローにもなれる。おいしいものを食べればみんなフローです。

そんな中であなたはなぜライフスキルを磨くのか。自問自答してください。
なくても死なないのに、なぜライフスキルを意識するのか、自問自答してみてください。


あなたのエネルギーの源泉、あなたの動機づけ、ライフスキルに関する動機づけは何でしょうか。

ライフスキルの価値、バリューは、あなたにとって何なんでしょうか。
あなた自身が人生の中でどうありたいと思って生きているのか。そんなことがライフスキルを磨く大きなエネルギーの源泉になっているのではないかと私は思っています。


 

■             自分の在り方を追求していく            

どういう目標があるのか。そんなことではなくて、いつでもどこでも自分はどう在りたいんだろうか、その自分のあり方を追求していく中で、揺らいでとらわれるより、揺らがず・とらわれず、こうありたいという手離さない自分のエネルギーの源泉になるこの在り方を、いつでもどこでも実践しようと思うと、ライフスキルがあってフローに傾いていたほうがいいと気づけていった人が、結局長きにわたってライフなスキル、人間力を磨き続けていくように思います。

自分は一体どう在りたいんだろうか。
その在り方はノンフローよりフローのほうがいいんだろうか。


フローと結びついてるんだろうか。そうしたらいつでもどこでも、そのあり方を実現するために、フローになるために、ライフスキルというのはどういう位置づけなんだろうか。

「いや、やっぱりライフスキルがないと俺のあり方を一生にわたって実現していくなんていうことにはつながらないな」と腑に落ちた人は、おそらくライフスキルを磨き続けていくことになると思います。

 

自分の在り方をぜひ見つけて、ライフスキルを磨き続ける人生を、自分のものにしていただきたいと思います。いつでも応援していきたいなと思っています。

ライフスキルを磨いていくエネルギーの源泉を確認したら、あとは知識、実践、そしてそこから得た体感を話す、シェアする。これにかかっています。これの繰り返しが人生です。

自分の心のための知識を得て知る。
それを考える。感じる。そして話す。
人間として生きていくこと。
これが、ライフスキルを磨いていくことです。


知る、考える、感じる、話す。人間らしく生きるということです。多くの人は、もうこれがすでに「難しい」と言って、残念な結果に終わっています。

 

人間らしく、皆さん、生きましょう。

自分の在り方をしっかりと見つめ、エネルギーの源泉を持って自己投資してみませんか。

そんなに難しいことではありません
。皆さんが決めればいいんです。自分が磨くと、まず決めましょう。応援していますので、頑張ってください。


長い間、ご清聴ありがとうございました。これで終わりです。

 


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