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痔ってうつるんですか?
2017.04.17
いらっしゃいませ。
(^^♪お久しぶりですね。
「ご無沙汰してしまいました。」
お忙しかったですか?
「それがですね…、ご無沙汰中に大変なことがありまして…。」
どうされました?
「お尻から大量の出血が…。
便器に腰掛けるなりドバっと…。
生理かとも思ったのですが、出ているところがあきらかに違うので、
ちょっとやばい感じがして、すぐに病院にいったんです。」
「すると、お医者さんが…」
『すぐに検査したほうがいいですね。緊急を要するかもしれません。』
「エッ?マジ!そんなに悪いかもしれないの…?」
『ただ、検査予約が詰まっておりまして1ヶ月先になってしまうのです。
キャンセルが出たら優先しますのでお待ちください』
「・・・」
「大腸ガンとか、そんなのかもしれないようなことも言ってたし…。
しかも検査できないし…。その間、不安な日々が続きましてね…(._.)」
「もし、大変な病気だったらと思い、
嫁いだ〇〇家に申し訳ないと離婚まで考えたんです。」
「実家にはそう伝えましたし、素直にそんな気持ちを義母のお姉さんに話したら
『何言ってんの。親戚みんなでいい嫁が来てくれたって言ってるんだからね。
そんなこと心配しないの。』
義母は義母で『きっと大丈夫だから(*^^*)』そう言ってくれたの。
嬉しくて、嬉しくて。」
「なんかね、おしりからの出血であれこれ大変だったけど、
家族関係や人間関係が良くなったっていうか、
信頼関係が深くなったっていうか…良かったです。」
「そして検査の結果は…直腸に血栓ができていて、それが破裂したようなんです。
たいしたことはなかったんです。」
それはほんと良かったですね。
「それでね…主人がね…」
「『痔は移るんか?』って聞いてきたんです。」
「どうしたの?と聞くと『お尻が痛い』って言うんですね。」
「それはちゃんと診てもらったほうがいいよということで、
病院で検査したもらったんです。
そしたら主人も同じように血栓ができていて、
偶然にも同じようなことに…」
「共通することは引っ越しがあって、
重いものを持ったりしたからかなぁ…。
原因はよくわかっていないんです。」
「でも、そんなことがあったお陰で、
今の自分の状況や周りに感謝する気持ちが増えたことが良かったです」
そうですか、そんなことがあったのですね。
不安な時期があって大変でしたが、結果…
気づきもあり、本当に良かったですね。
病気や痛みや体の不調は何かのメッセージであることが多いです。
「病気をしたお陰で大切なことに気づくことができた」
そんな話をよく聞くことがあります。
もちろん、大きな病気の前兆や隠れた病気の現れであることもありますが、
それも「体が生きようとするため」「命を活かす」システムによるものですよね。
私の友人はおう吐して倒れたきっかけから、
たまたま早期にガンが発見されて大事にいたらなかったことも聞いています。
また健康であること、
何気ない普通の生活が
「当たり前ではない」
ことに気づくこともありますよね。
ちょっとしたことにも
感謝
できる自分でいたいものです。